白山麓のしょうゆ糀(醤油麹) 240g 瓶【冷蔵】★2022料理王国100選入賞
白山麓のしょうゆ糀(醤油麹) 240g 瓶【冷蔵】★2022料理王国100選入賞
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★2022料理王国100選入賞
★2023台湾向け輸出事業 石川県代表
■規格
240g 瓶
■賞味期限
製造後10ヵ月
■保存方法
要冷蔵 10℃以下
※冷凍保存も可。完全に固まりません。
■栄養成分表示 100gあたり
エネルギー 172kcal、たんぱく質 5.6g、脂質 0.9g、炭水化物 35.4g、食塩相当量 6.8g
■業務用
1ケース(入数36)がございます。
金額・送料などに関しては個別にご相談ください。
※天然醸造の定義
酵素、酵母、発酵促進物は無添加、温度管理にも一切手を加えず1年以上醸造したもの。微生物の力だけで、人工的なものを入れない、余計なことをしないものです。
<ノース白山としての考え方>
~小さなものづくりのストーリー~
2014年に白山麓に移住してから、最初に白山の登山道整備の仕事をしました。登山未経験ながら、白山の最深部まで草刈り機を担ぎながら登り、木を切ったり草を刈ったりしていました。それが白山との初めての出会いで、原生自然のパワーと豊かなめぐみを体感しました。
その後、不思議なご縁が何度も続き、ひょんなことからこの地域に根づく発酵食と出会いました。白山麓で160年以上続く伝統発酵技術を受け継いだのもこの縁からです。
発酵食はこの地域の食文化の根幹とも言えるものですが、受け継いだのはそれだけではありません。「小さくつくる」という食の哲学です。厳しさもある自然と共生する山麓の暮らしで生まれた発酵食は、商売や流通のためではなく、目の前にいる家族や大切な友人の「健康な体づくり」のためだったと言われます。
現代の大量生産の良し悪しを言っているのではなく、ノース白山の発酵食は「思いが届く小さな範囲でつくるもの」ということは是非お伝えしたいことです。夫婦ふたりでつくるという「小さなものづくり」を、逆転の発想で捉え、小さいこ自体を「らしさ」にしてお届けしたいと思います。
<実績・設備など>
■販売実績
・無印良品 本社内Muji.com
・グランドフードホール|芦屋本店他2店
・家庭画報 2022夏ギフト
・おとなの週末
・2022料理王国100選 入賞
・2023台湾向け食品 石川県代表
・阪神百貨店田本店
・有名飲食店への業務用として
・個人のリピーター会員約800名
■設備・資格
・電解次亜水生成装置
・急速冷凍用のブラストチラー
・99.9%真空可能な真空包装機
・調理師・薬膳指導員の資格
■発送・サポート体制
・製造~梱包まで100%自社完結
・発送は全国対応
・ご購入前の質問・疑問にも迅速対応
・使い方などのサポートも万全
■ 商品詳細&ストーリー
ベースはしょうゆ。合わない料理はほぼナシ。微生物の力だけの発酵・熟成で、まろやかさと奥深さのある風味

おすすめの料理例 ★和洋中問わず使えるのも◎






白山麓のしょうゆ糀ができた背景【1】
~繋がり、長く続くもの大事にしたい~

白山です。富士山・立山と同格で日本三名山の一つです。写真の通り冬は真っ白です。空気が澄んだ冬には、遠く離れた名古屋市内からもその姿が分かります。この白山の麓にあるのがノース白山です。白山の北麓エリアという意味で会社名もノース白山にしました。石川県は日本海のイメージが強いですが、標高2702mの高山である白山もある特異な地形をしていいます。標高差はなんと2,700m。海と山が奇跡的に融合して、豊かな食文化を生んでいます。

白山から流れる手取川の中流域にある綿ヶ滝です。白山の雪解け水がいかに豊富で澄んでいるかを体感できる場所です。ノース白山からは車で約10分です。米づくりも、糀づくりも全て【水】がスタートなので、この自然があること自体に感謝しながらつくっています。

白山麓のしょうゆ糀は2つの原材料のみです。そのうちの1つが「糀(こうじ)」です。米由来で、麹菌が付いた姿が「花が咲いたように見える」ということから「糀」という特有の字が使われます。
スタートが白山の水で、白山の麓で米が生まれ、その米で糀が生まれ、その糀から「しょうゆ糀」が生まれる。ちゃんとつながっていいますし、そのつながりがわかるのもこの地域らしさです。
私たちは2014年に移住して、ひょんなことからこの糀に出会いました。そのご縁もあって、江戸時代から続く伝統技術を受け継ぎ今に至りいます。機械化も生産技術も進んで、どこでも効率的に大量につくれるようになった糀ですが、せっかくのご縁を大事にして、受け継がせて頂いた伝統的製法と考え方でつくっています。
白山麓のしょうゆ糀ができた背景【2】
つくり手としての紆余曲折もプラスに

白山麓のしょうゆ糀が「今の形」になるまでには本当に紆余曲折がありました。
「お客様に知って頂き、買って頂くためにはどうすればいいのか?」についての自問自答。そのくり返しが正直なところ何年も続きました。「常温保存ができるようになったらもっと売れるのに」とか「価格をもっと安くするために、原材料のしょうゆを変えよう」とかいろいろなことが頭をよぎったのも事実です。
上の写真は創業当時のものです。お恥ずかしいですが、ラベルひとつでも自問自答の形跡が(苦笑)。しょうゆ糀もそうですが、いろんな意味で苦労の跡が残っています。
何十回・何百回とグルグル回りながらも、最後は「シンプルに、正直にいこう」というのが行き着いた答えです。
しょうゆも変えていません。原材料価格の高騰という世の中の流れも受けていますが、一番素朴(シンプル)で良いしょうゆと思っているので変えていません。添加物を入れてごまかかさず、発酵を流す本醸造の中でもさらに微生物の力だけでおいしさが生まれる天然醸造のしょうゆです。
もちろん糀も変えず、手作りであり、自然発酵のまま。おいしくなるのをゆっくりと(我慢もしながら)待っています。
紆余曲折を経て「シンプルに、おいしい。」が最後の最後に残るというのは私たち自身が実感したことでもあります。そんな想いをこの白山麓のしょうゆ糀で感じていただければ嬉しいです。

素朴さは、シンプル。なんてことのない姿かもしれませんが、それが原点である白山の強さとやさしさかもしれません。目には見えないものではありますが、自然のめぐりに沿った暮らしをしながら発酵食をつくる立場として言えるとは、素朴(シンプル)だから強いということです。